「投資 = 難しい」を打破!ほったらかしで資産が増える運用術

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投資の初心者からすれば、投資は「難しそう」「時間がかかる」「リスクが高い」と感じると思う。

だけど、実は効果的な資産運用は、複雑な手法や日々のチェックを必要としない場合がある。

ダニエル
ダニエル

つまり、“ほったらかし投資”と呼ぶように、ほとんど放置して運用するもののことだ。

この記事では、日々のチェックを無くし、手間をかけずにじっくりと資産を増やす運用術「ほったらかし投資」について解説する。

初めての投資に不安を感じる方、効率的に資産を増やしたい方、この記事はあなたのために書かれた記事だ。ぜひ参考にしてほしい。

「投資 = 難しい」の常識を覆す、ほったらかし運用の魅力

投資が難しく感じるのは、そのイメージにある。チャートや数字の上げ下げ、複雑な分析や日々の市場の動きに目を光らせているイメージが強いからかもしれない。

ほったらかし投資は、投資した本人は「複雑な分析や日々の市場の動き」に目を光らせる必要はない。

それをやるのはあくまでもプロ(アクティブファンドのファンドマネージャー)であって、あなたは個人(自分)のお金を減らさずにゆっくりと増やすことが目的だ。

アクティブファンド・ファンドマネージャーとは

アクティブファンドはお客様から資金を預かり、投資商品を選別・運用している投資信託。負けは許されず、本気で投資資金を増やすことに目を光らせている。仕事として行っているため、個人投資家(ほったらかし投資家)とは別の生き物。

伝統的な投資のイメージとの違い

そもそも古くからの投資とは、証券会社が電話で聞き取りして売買をする形だった。

ダニエル
ダニエル

ぜひ映画『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』を視聴してほしい。めちゃくちゃ面白い。そして電話して証券を売買受けている様子がわかる。

昔は証券会社が資産ある個人投資家に対して「今、この株が買い時ですよ!」「今がこの株売り時です。注文しますか?」といったやりとりをしていた。

そのため売買しなければいけないかも?どうせ売買するなら自分で分析して売買したい。といった考えに陥ったため、投資 = 難しい分析をしそう。のイメージが出ていると思う。

しかし今やデジタル時代、誰もがネット証券をやっているだろう。これは誰にも売買を尋ねられることはない。

売買するのは自分で意志であり、その意志を捨てれば誰でも簡単に“ほったらかし投資”ができる

一度、株の定期購入を設定するだけで“ほったらかし投資”の準備は完了。あとは放置していればOKだ。

ちなみに…

実は過去にも「ほったらかし投資」はある。その「ほったらかし投資」は貯金だ。

昔は銀行に貯金してるだけで金3~4%ついたので、貯金&節約しておけば“ほったらかし投資”が成立した。しかし、今は貯金しても金利はほとんどつかないため、ほったらかし投資は成立しない。今の貯金は投資にならないのだ。

時間と労力をかけずに資産を増やすコンセプト

ほったらかし投資の魅力は、時間と労力をかけないことにある。

先ほど説明した通り、一度定期買いを設定すれば日常的な手間(売買や分析など)をかけずに時間をかければ資産が勝手に増える。

ダニエル
ダニエル

株で最も稼いでいる人は亡くなった人と言われているように、買ってから動かさなければお金が減らない。むしろ時間をかけていれば自然と増えるのだ。

投資初心者が日常的に分析を始めると不安に襲われて、売りたくなる。売りたくなる気持ちは抑えられないまま、売って損することがある。買ったら20年以上放置する気持ちで買わなければいけない。

ほったらかし投資の基本原理|どうして資産が増えるのか

では、なぜ時間をかければ資産が勝手に増えるのか、疑問に持つと思う。その原理について解説する。

つまり、世界の成長(貧困から豊かになる)がある限り、世界の経済は成長し続ける、ということだ。

ただし、どれくらいの速度で成長するかわからない。

短期的な成長があるかはわからないが、世界を大きな視野・長期的な視点で捉えれば必ず成長する。

ダニエル
ダニエル

仮に世界の成長はすでに終わっている(成長し尽くした)場合、経済は伸びない(資産が増えない。)

そんなことはないだろう。

複利の力と長期的なドルコスト平均法を利用する

資産の成長を最大化するための鍵は「複利の力」を理解して複利を利用することだ。

複利とは?

複利とは、運用で得た利益を元本にプラスして再投資し、その合計金額をもとに利益を得る仕組み。利益がまた利益を生む状態。

アインシュタインは人類最大の発明と評している。

複利をうまく利用するためには、元本で出た利益を消費に当てずに、再投資することが重要だ。

投資で得た利益を使わないため、私生活で豪遊することはできない。私生活は節約かつ質素に生きよう。

そして2つ目の「ドルコスト平均法」について説明する。

ドルコスト平均法とは?

ドルコスト平均法は、一定の期間ごとに一定の金額で投資を続ける方法。例「毎月1万円を投資信託や株に投資する」など。これにより、高いときも安いときも同じ金額で投資するため、長期的には平均的なコストで投資をすることができる。

ほったらかし投資は、定期買いを設定しているため、定期的に元本が増える。一定期間ごとに一定の金額で投資を続けるため、必然的にドルコスト平均法を行なっている。

ドルコスト平均法では、平均的なコストに落ち着くため、最もリスクを回避した投資だ。リスクを回避しているからこそ、長期的に見えれば利益も大きい。

ほったらかし投資を始める前のポイント

投資を始める前に、しっかりと下準備をしておくことが大事だ。

  • ほったらかし投資の投資スタイルを理解する
  • リスクの許容範囲を決める
  • 投資商品の選び方

それぞれ説明する。

ほったらかし投資の投資スタイルを理解する

ほったらかし投資は、利益を再投資する、複利の力を利用すること。

そして定期買いを設定する = ドルコスト平均法の投資をすること。

長期的な視点のため、売ってはダメ出し、買いやめもダメだ。途中で中止はしない。が鉄則。

値段が高かったとしても、買い続けなくてはいけない。それが原則に基づいた投資である。

リスクの許容範囲を決める

リスクは損をする危険性があるかどうかに他ならない。暴落するかもしれないし、投資商材が破産したら大打撃だ。

金は安定した資産だと言われる一方で、ビットコインは不安定な資産と言われている。さまざまな投資商材がある中で、自分のリスクの許容範囲をしっかりと決める方がいい。

ダニエル
ダニエル

ちなみにドルコスト平均法のスタイルで投資を行なっているから、コストが平均化されることも念頭に投資商品を選んでほしい。自分の許容範囲を考えるのはとても大事だ。

投資は全て自己責任のため、自分のリスク許容範囲の投資をするべきだ。もちろん、余裕資金でやらないと損をしたときに辛い思いをする。

投資商品の選び方

投資商品は安定的に成長するもの、かつ、株であれば分散していると良い。

分散投資は、リスク回避に良い投資手法であり、分散されている投資商材もある。

下記はおすすめの投資商品だ。

おすすめETF
  • iシェアーズ・コア 米国高配当株式ETF
  • バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • ダイワ 上場投信-日経225
  • NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信

上記はアクティブファンドが銘柄(個別株)を一定数選び投資信託として販売している投資商品だ。

銘柄の状況によって投資信託の中身を変えながら確実に利益を上げるように配慮してくれている。

ダニエル
ダニエル

特にS&P500はNASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を浮動株調整後の時価総額比率で加重平均した指数で、それに基づいて運用している投資信託は信頼できる。(僕にとっては)

これらは楽天証券やSBI証券で始めると、簡単に定期買い設定ができる。

実践ガイド:ほったらかし投資を成功させる具体的手法

具体的にどのような流れで”ほったらかし投資”を実践できるのか、説明する。一旦は僕がやっている楽天証券のつみたて投資で解説しよう。

楽天証券の口座開設
  1. 口座開設申込&メール登録
  2. 本人確認書類(運転免許証 or 個人番号カード)、顔写真の撮影
  3. お客様情報入力
  4. 翌営業以降にログインIDを送信(楽天証券から郵送される)
  5. 開設完了!
積立注文画面を開く

金融商品の詳細ページから積立注文ができる。

引用:楽天証券
引き落とし方法と積立指定日を選択

積立投資の引き落とし設定を選択できる。

1,証券口座(楽天銀行から自動引き落とし) 2,楽天キャッシュ(電子マネー) 3, 楽天カードクレジット決済 4, その他金融機関

一番お得な引き落としは「楽天キャッシュ」だ。楽天カードで楽天キャッシュを購入した後、楽天キャッシュで自動積立を行うと還元率が1%だ。

積立指定日はいつでも大丈夫。自分のラッキーナンバーでも問題ない。いつでも大丈夫だ。ちなみに僕は5日と14日に設定している。

引用:楽天証券
積立金額を設定する

毎月積み立てられる限度の金額を設定する。僕はつみたてNISAは満額33,333円を設定している。日本株の積み立ては1株ずつ(かぶミニ)を設定している。

引用:楽天証券
分配金コースと口座区分を選択

分配金コースを選択する。ほったらかし投資の場合は、再投資型を選ぼう。

そして口座区分は特定口座を選ぼう。税申告を証券会社が請け負ってくれる。また、つみたてNISA(少額投資非課税制度)を利用する場合は「つみたてNISAで注文」を選択すればOKだ。

引用:楽天証券
目論見書と設定内容を確認

目論見書の確認(書類の確認)と設定内容を確認し、取引暗証番号を入力して注文すれば設定は完了だ。

引用:楽天証券
引用:楽天証券
引用:楽天証券
引用:楽天証券
設定完了

「積立設定を受け付けました」と表示されたら、後はほったらかしておけば設定完了だ。

引用:楽天証券

定期的なチェックと資産の再評価

完全に放置するわけではない。自分の資産をチェックして再評価するのは必然だ。

市場の変動を見て投資をやめてもいいし、商材を切り替えても大丈夫。

ただしドルコスト平均法や分配投資の原則を守る場合は、やめない方がいい。

そもそも損が少ない安定な商品を選ぶことが最も大事なことだと思う。

詐欺行為に注意してほしい

詐欺行為には本当に注意してほしい。よくわからない投資はやらないべきだ。詐欺の可能性が高い。

また金融庁に登録されていない取引業者に金を預けるのは絶対にやめよう。金を持って逃げられても捕まえることは難しい。

信頼できる業者(多くの人が利用している・有名な業者)だけに厳選することで、落ち着いてほったらかし投資を運用できる。

まとめ:ほったらかし投資を成功させる具体的手法

ほったらかし投資で資産が増える運用方法について紹介してきた。話をまとめる。

まとめ
  • ほったらかし投資は定期買いを設定すればOK(ドルコスト平均法を利用する)
  • 投資で得た利益を再投資する(複利を利用する)
  • リスク許容範囲を理解し、リスクが低い分散投資を行う

投資は必ずリスクが付きまとうが、長期的な視野で運用すれば必ずリターンが得られる。

ダニエル
ダニエル

もう一度いう。この世の中で1番儲かっているのは、亡くなった人だ。つまり、投資してから放置してる人が結局1番勝つ。それを信じるかはあなた次第。

著作者:pch.vector/出典:Freepik