
こんにちは、だん(@adan_wb02)です。
学生は本当に大事な時にお金を使うので、クレジットカードを持っておきたいですよね。
初めてクレジットカードを登録する学生は、クレジットカードの限度額や審査方法などクレジットカードで不明な点がたくさんあるでしょう。
そんな今回は、クレジットカードに初めて登録する学生に向けて、クレジットカードの限度額や審査方法などについて紹介していきます。
目次
クレジットカードの限度額とは
クレジットカードの限度額とは、クラジットカードで利用できるお金の上限金額です。
多くのクレジットカード会社は、毎月1回引き落とし日が設定されています。
その引き落とし日にクレジットカードで使ったお金を清算すれば、またクレジットカードを上限金額分を利用できます。
もし、上限10万円のクレジットカードで6万円使った場合、次の引き落とし日まで4万円しか使えません。
クレジットカード会社で決められた引き落とし日に使用した6万円を清算することで、またクレジットカードを10万円分使えます。
学生の限度額は10万円~30万円程度
学生のクレジットカードの上限はクレジットカード会社によってバラバラです。
多くは10万円~30万円が上限と決められていましたが、結局は返済能力の有無で上限が決められています。
カード名 | 学生限度額 | おすすめポイント |
楽天カード | 10万円~30万円 | 楽天スーパーポイントがたまる |
楽天ANAマイレージカード | 10万円~100万円 | ANAマイレージに変換できる |
エポスカード | 10万円~30万円 | 高校生からでも作れる |
三井住友クラシックカード | 10万円~30万円 | 特になし |
三井住友デュープラスカード | 10万円~30万円 | ポイント2倍つく |
イオンSuicaカード | 10万円~30万円 | イオンポイントがつく |
リクルートカード | 10万円~30万円 | カード利用で還元率1.2% |
セディナカード | 10万円~30万円 | セブン・イオン・マルエツでポイント3倍 |
JCB Wカード | 20万円~30万円 | oki dokiポイント還元2% |
学生専用ライフカード | 5万円~30万円 | 海外ショッピング5%キャッシュバック |
上記クレジットカードは、学生が作れるクレジットカードとその限度額、おすすめポイントをまとめました。
おすすめのクレジットカードは太文字リンクにしています。
キャッシング枠はショッピング枠に含まれている
クレジットカードの限度額を知る上で、ショッピング枠とキャッシング枠の関係を知っておきましょう。
その関係は、キャッシング枠はショッピング枠に含まれています。下図でイメージをつかんでください。

具体例として、クレジットカードの限度額が10万円だった場合の2つの例を見ていきましょう。
(例1)
ショッピングでクレジットカードを7万円使いました。その残金は3万円なので、3万円分キャッシングすることができます。
(例2)
ショッピングでクレジットカードを10万円使いました。その残金は0円なので、キャッシングできません。
ショッピング枠で上限に達すると、キャッシングできなくなります。
クレジットカードの契約の際にクレジットカードの上限に加え、ショッピング枠、キャッシング枠のそれぞれを決めます。例えば、このような形です
クレジットカード上限:10万円 | ショピング枠:10万円 | キャッシング枠:5万円 |
限度額はクレジットカード契約後にも変更可能なので、次は限度額の上限を引き上げる方法について紹介していきます。
ショッピング枠は、ショッピング(買い物)で利用できる限度額のこと。
キャッシング枠は、キャッシング(ATMからお金を借りる)で利用できる限度額のこと。
キャッシングはお金を借りているので、返済時に手数料がかかります。
限度額の上限を引き上げる方法

クレジットカードを契約した初期では限度額が決められていますが、上限を引き上げられます。
限度額の上限を引き上げる方法としては、以下3つの方法です。
限度額の上限を引き上げる方法
- クレジットカード会社に限度額の増額申請をする
- クレジットカード会社に一時的な増額申請をする
- カードのグレードを上げる
それぞれ説明していきます。
限度額の増額申請をする
1つ目の方法は「限度額の増額申請をする」ことです。
クレジットカード会社のwebページに「限度額の増額申請」より申請します。申請後にカード会社の審査があるので、それが通れば増額できます。
審査が通る基準としては「返済能力の有無」です。意識して欲しいのは下記2つの条件です。
審査を通す条件
- 引き落とし遅延経験がないこと
- 返済可能な収入が確保されていること
一般的な学生は収入が少ないため、限度額を上げることはなかなか大変かもしれません。
クレジットカード会社が認識している自分の信用情報を以下のサイトで確認できます。
関連サイト:CIC -割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関
一時的な増額申請をする
2つ目の方法は「一時的な増額申請をする」ことです。
クレジットカード会社のwebページに「一時的な増額申請」より申請します。申請後にカード会社の審査があるので、それが通れば増額できます。
こちらは1つ目の「限度額の増額申請」とは違い、一時的な増額のため、1つ目よりは審査が通りやすいです。
一時的な増額申請の使用用途
- 旅行
- 引っ越し
- 結婚式
- 高額な家電等の購入
一時的な増額はビジネス目的では利用できないので、ご注意ください。
カードのグレードを上げる
3つ目の方法は「カードのグレードを上げる」ことです。
学生が持つ学生カードや、一般カードでは限度額に限界があります。
だから、それよりもグレードの高いゴールドカードやプラチナカードなどに引き上げましょう。
しかし、グレードを上げるためにも「返済能力の有無を見られる審査」があるので、学生には厳しいです。
学生のうちから「稼ぐ」力を身につけ、収入を得れば、カード限度額にとらわれなくなるでしょう。
家族カードを持てば限度額を引き上げられる

家族カードは家族でシェアできるクレジットカードです。
充分に返済できる方(親または親族)が契約者となり、家族カードを子に持たせます。
家族カードの限度額の上限は、契約者の返済能力によって変わります。
もちろん、学生が持つクレジットカードよりも限度額が高いので、クレジットカードの利用額をあげられますよね。
注意点として、家族カードの限度額はカード1枚の限度額ではありません。
家族カードとして契約しているカード全ての限度額です。
「家族カード上限が100万円、そのうちカードは4枚配布できる」という考え方です。
学生のうちは自分名義のカードは2枚までにしよう
限度額を増やすため、またはカードのポイントを貯めるために複数枚カードを持つ学生がいますが、学生のうちは自分名義のカードを2枚までと限定しましょう。
理由は、返済能力が低い上に、お金の管理が充分にできないからです。
2枚のクレジットカードの配分として、1つ目は好きなメインのカードを1枚持つ、2つ目はポイント還元率の高いカードを持つことが良いでしょう。
手数料がある分割払い・リボ払いは絶対にやらない
返済の際に、分割払い・リボ払いは絶対にやらないことをおすすめします。
クレジットカード会社によっては、そもそも学生は分割払いできないような会社もあります。
しかし、出来るところもあるので、分割払い・リボ払いは注意が必要です。
理由は、手数料がとても高いからです。
リボ払い借金をしている方も少なくないので、お金の管理能力が低い学生は分割払い・リボ払いは絶対にやめましょう。
クレジットカードこそお金の管理をしっかりやろう
ここまでは、クレジットカードの限度額や審査方法などについて紹介していきます。
学生もクレジットカードを持っておくことで、急にお金が必要になった場面でお金を使えます。
しかし、お金の管理能力がしっかりしていないのも事実です。
クレジットカードに登録したら、見えないお金の存在を意識し、しっかりとお金の管理をして利用しましょう。
クレジットカードを登録していますが、お金に詳しくないので全然わかりません。
クレジットカードの限度額とは、また審査に落ちない方法も教えて欲しいです。