こんにちは、ダン(@adan_wb02)です。
僕は偏差値42の高校から1年間死ぬほど勉強してMARCH現役合格しました。

まさに死ぬほど勉強しました。一度も勉強してこなかった人生で初めての体験です。
あなたは死ぬほど勉強した経験はありますか?
僕の母校(高校)から勉強して現役で初めてMARCHに合格した人は初めてだったらしく、当時は「すごいな!」と僕がお世話になったことない先生から声かけられることが多々ありました。
そんな、今まで全く勉強してこなかった僕の人生や価値観を変えた大学受験の体験をお伝えします。
大学受験をしようか悩んでいる、これから大学受験があり不安な学生に向けて書いていきます。
目次
大学受験前の僕について

大学受験を決意したのは高校2年生の頃です。
それまでは勉強した経験がほとんどなく、高校受験ですら面接(当時は公立高校も面接で合格できた)だけで合格していたので筆記試験の経験はありません。
中学時代には「勉強するなんて意味ないじゃん!」と結論づけていて勉強せず、遊ぶことが正義だと心の底から信じていました。

正直、今も遊ぶことは悪いことだと思っていません。
ただ、勉強することで今までの「遊び」がさらに楽しくなると知ったのです。
勉強は辛いものだと思っていたけど、やってみたら面白いものでした。
勉強すると、遊びの規模が大きくなる。
人に勉強をさせたいなら、勉強って言葉をやめたほうがいいかもしれません。
ちなみに、当時の僕の学力についてどれくらい勉強していたのか参考程度に昔話をしていきます。
小学時代、中学時代、そして高校2年までの学力
小学時代の僕
小学校の頃は塾に通っていました。
小4~小6まで在籍していたけど、当時は塾長と喧嘩して反抗心から通わなくなったのを覚えています。
小学生のころは勉強に全く価値を見出せなかったので、とりあえず先生の話は聞くくらいはできていましたね。
中学時代の僕
中国に入ると、野球好きだったことで、野球部に入部します。
入学式当日、調子乗って担任の先生にボコボコにされた同級生を見てから「入る学校間違えたな」と思いました。w
当時の成績はオール3取れなかったレベル。
ノートは書くけど、テスト勉強をせずに野球に熱中したり、ダラダラ友達と遊ぶのが好きでした。
この頃から、周りとの差が大きく表面化してきて、勉強してる同級生に「お前頭わりーな」と言われている状況です。

勉強してる君と、勉強してない僕は比べる対象ではない。
そもそも勉強していないのだから、負けて当然、悔しさなんて微塵もない。
逆に、勉強してない方がバカキャラで人気が出るので、むしろそっちの方が人生楽しいわ!
ってまじで、皮肉れてましたwww(恥ずかしい)
中学時は、勉強は授業で聞く以外とくに何もせず、友人と遊んだり、恋愛したり、「勉強しなくても」充実な人生を過ごしていました。
高校時代の僕
高校受験を面接だけで終え、神奈川県の公立高校の入学があっさり決まったわけですが、偏差値は42と今思えばヤバイ数字です。
しかし、当時の僕は、

偏差値って何?
人間数字で測れないこととかいっぱいあるでしょ?
と考えていたので、勉強しても無駄だと思ってました。
これまで勉強してこなかった理由を一言でいうなら「勉強をしても自分の人生を良くした経験がないから」です。
全くの無意味、やらされる勉強ならやらない方が幸せに思えるくらいに。
しかし、高校2年生になるとき、勉強に向き合い始めます。
大学受験の決意

本格的に大学受験を決意したのが高校2年生夏頃です。当時の僕は、虚無感に苛まれていました。

学校つまんなすぎる。面白いやつが、全くいない。。。
今の時代に「調子乗ったり」「バカのフリしたり」つまらなすぎる。。。。
中学時代にバカキャラだったためか、頭の悪い人が多すぎる環境だと「皆、バカキャラ」でした。
それがつまらない要因。
バカキャラは1人で充分であり、全員がバカキャラだと場は面白くないし、カオスでした。
このとき、面白くないと気づいた僕は「面白さ」とは何かと考えます。

この世の中には「面白さ」が2種類に分かれていて、
- 1つ目は「感性」的なもの。お笑いでいうなら1発ギャク。
- 2つ目は「知的好奇心」的なもの。お笑いでいうなら漫才やコント。
前者は、バカキャラが才能を開花でき、後者は頭脳が現れるのか。。。頭の良い人って面白いのかもしれない。。。
これまでは、バカの人が面白いと思っていましたが「頭のいい人」も面白いかもしれない。
と考え、勉強してみようかなと思い始めました。
つまり、僕は高校がつまらなかったから本気で大学受験をしようと決意したのです。
それと同時に僕はこの環境(僕がつまらないと思う場所)に一生戻らぬよう、一生に1度死ぬ気で勉強すると自分に約束しました。
大学受験の始まり

本格的に勉強を始めたのは2013年(高校2年生)の2月からです。
それまではどこの学校に行こうか、学校を卒業してからどのようなキャリアを歩もうか。かなり妄想していました。
大学を選ぶときに、僕は卒業のキャリアから大学を選んでいました。
しかし、それはおすすめできません。
大学を選ぶ基準は「卒業後の進路」を参考にするのではなく、あなたが本当にやりたいこと(好きなこと・やってみたいこと)で選ぶものです。
勉強を始めるのにまずは勉強の仕方から知る必要があるので、とりあえず塾に入りました。
早速、塾の先生に「現状把握のため高2センター模試を受けてこい!」と言われ受けた結果がこちら。

今これを見ても、かなりひどいことがわかります。
まぁ当時の僕は「偏差値」すら理解していないので、精神的にヤられる訳ではなく「これから勉強頑張るぞ〜」という勢いでやってました。

僕は、世界史と数学が好きなので、文系か理系で悩みました。
でも、国語は中学から聞いてなかったから、成績は壊滅的。
世界史を学ぶのを諦めて、理系に進み、理科科目は物理を選択しました。
本当に勉強をしたことない人は、勉強する姿勢から学んだ方がいいので、絶対に塾に入ることをおすすめしています。
勉強もしたことがなく、これから一念発起して大学受験をする人のために別記事書きましたので、参考にしてください。
受験が始まったら勉強の習慣をつける
受験が始まったら、必ず「勉強の習慣」からつけましょう。
勉強をしてこなかった人は特に「勉強する習慣」が身についていません。まず、習慣づくりが必要で、意識していたのが以下です。
勉強の習慣をつけるためにしたこと
- 塾にこもる
- 頭がいい人を見つける
- 圧倒的に真似(マネ)する
- 英単語は誰よりも早く覚える
- 1日に1回必ず質問する
これをとにかく3ヶ月続けました。
これをしないと僕は毎日10時間以上の勉強はできなかったと思います。
それぞれ詳しく紹介していきます。
塾にこもる
勉強する習慣なんて全くなかったのですが、とりあえず塾にこもることはできました。
こもると周りが勉強しているから必然的に勉強しなくてはいけません。

塾に行って、とりあえずノートを開く。
なんとなくでいいから勉強する。簡単な数学の問題で、軽く因数分解してみる。
軽く英語の文章を読んでみる。
ほんとこれくらいのレベルからでいいから、徐々に徐々に勉強をしているフリからやってみました。
まずは塾にこもる体力からつけていきます。
頭がいい人を見つける
次に頭がいい人を見つけましょう。そして友達になってください。
頭がいい人を見つけて、友達になるとメリットが2つあります。
頭がいい人を見つけるメリット
- わからない所を教えてもらえる
- ライバル視できる
自分よりも頭がいい人を見つけると、わからない所を教えてもらえます。

超絶簡単な質問をすると、向こうにも迷惑なのでマナー的にやめたほうがいいですが、
結構理屈だった質問でしたら、教える相手にも頭の整理になるので大抵教えてくれますよ。
ちなみに、頭のいい人ほど「お前をライバルにして頑張る!」と心に留めておくと、めっちゃ頑張れますよ。
相手より圧倒的に頭が悪いからこそ、頑張れるバカ力があるんです。
圧倒的に真似(マネ)する
次に圧倒的にマネしましょう。これは、頭のいい人の勉強方法や先生がアドバイスしてくれることは全て取り入れたほうがいいです。
なぜなら自分よりも確実に成果出している人の方が、確実に成功法を知っている量が違うんです。
だからこそ、うまくっているものはマネしまくることがいいんですよね。

1つ参考例にすると、僕より頭がいい人が講義ノートとは別にまとめノートを持って書き直していました。
なんかよくわからないけど、綺麗にまとめているまとめノートいいな!と思ったので、マネしました。
僕の物理のノートは講義ノートとまとめノートの2種類持っています。結果として、まとめノートは僕がかなり見やすい僕専用の参考書になりました。
とりあえず頭のいい人の勉強方法はマネしまくりましょう。
英単語を誰よりも早く覚える
4つ目のアドバイスとしては、英単語を誰よりも早く覚えましょう。
受験の最初の頃はインプットすることばかりなので、勉強慣れていない人はとにかく英単語を誰よりも早く覚えるべきです。
早いうちに英単語を覚えると、他の人が覚えている時間の間にレベルを上げて勉強ができるのでおすすめです。
とりあえず英単語を覚えないと、英語が読めないのでなるべく早く多くの英単語を覚えましょう。
1日に1回必ず質問する
最後に1日に1回必ず先生に質問しましょう。
勉強したことない人は、何がわかるのか、何がわからないのか、その境界線ラインを探るのがとても大切です。
そのためには、わからないところが現れるまで勉強しましょう。
それで、わからないところが出るまで勉強して、わからないところは必ず先生に質問する。
その繰り返しをすることで時間を無駄にせずに勉強に取り組めます。
3ヶ月が過ぎた5月の河合模試は散々な結果に
大学受験が本格的に始まって、初めての模試は5月にあります。
僕は3月から本格的に勉強を始めていたので、「ちょうど2ヶ月分の成果を見せてやる!」という勢いでやる気満々で受けました。
せっかくちゃんと勉強ができていたから、今回の模試は大雑把ですが「2月の代ゼミの成績を超える成績だす」を目標に模試をしましたが、結果は散々でした。(以下写真)

結論から言えば、2月の成績よりも下がっていたのです。
僕的には本気で勉強したつもりでしたが、勉強とは自分のやる気ではなく、結果が全てだとここで痛感しました。
すでに勉強をしてから3ヶ月が経っていたので、試験本番まで残り9ヶ月しかありません。
それに焦った僕は、ここから「勉強の姿勢」から「質の高い勉強」の方面へ意識を変えていきました。
受験に本気で向きあう
5月末、今までは「勉強する習慣づくり」でしたが、ここからは「質の高い勉強」に向き合います。
「質の高い勉強」を作るために行ったのは2つです。
質の高い勉強を作るために意識した2つのこと
- 効率よく勉強する方法を模索した
- 自分の課題を解決する方法を模索した
これらが質を高くする理由について、それぞれ説明します。
効率よく勉強する方法を模索する
まずは効率よく勉強する方法を模索することです。
なぜなら、大学受験は短期的に成績を上げるため、効率よく勉強しなければ時間が足りないです。
また、勉強方法には、自分なりのやり方があるので、人によって千差万別です。

効率のいい勉強方法は、英単語の例が1番わかりやすいので、英単語の事例を軽く解説していきます。
僕は暗記系がめっちゃ苦手なので、英単語を1000語以上を覚えるのが超しんどかったです。
けど、「人は初めて見たものを1時間後に44%忘れる」ことを知り、1時間に1回新しく覚えたものをもう一度見直し絶対に忘れないように勉強しました。
なんたって時間がないので、忘れないための工夫をしなければ効率が悪くなりますよね。
また、暗記系はインプットも大事ですが、アウトプットすることも意識していました。
アウトプットも含めて勉強フローだと思うと、時間を無駄にせずに脳に定着できます。
自分の課題を解決する方法を模索する

そして2つ目は自分の課題を解消する方法を模索することです。
自分の中に得意な科目もあれば、苦手な科目がありますよね。
大学受験では、得意な科目を平均以上に、苦手な科目を平均値に近づけることがとても大切です。
いずれかが足を引っ張ると、かなりしんどい成績になるからです。
だから、毎回の勉強に自分の課題を設け、目標設定し、その目標を達成するために勉強するのが必要です。

これから僕の例を紹介するので、それぞれマネできるところはマネしてください。
僕の課題は、「英語の点数が壊滅的、数学は計算力が足りない、物理はそもそも知識がない。」でした。
課題を解決するために、以下のような目標を設定していきます。
課題を解決するための勉強方法
- 1日の勉強時間を10時間に設定
- 英語に6時間使う(単語4時間、1時間復習、1時間英文読解)
- 英単語は6月末で1000語覚える
- 数学は3時間使う(数AB2時間、数ⅠⅡ1時間)
- 数学は毎日復習毎日計算
- 物理は1時間使う(1日復習、次の日演習を繰り返す)
以前は、勉強をしたことがなかったので、勉強することが目的になっていました。
5月末を終えて6月からは、勉強の中身を明確にし遂行することを目的に行動しました。
特に英語はバカみたいに成績が悪かったので、本気で取り組んでいます。
本来であれば、勉強時間は均等にするものですが、苦手なものに多くの時間を費やして勉強に取り組みます。(英語)
【英語・数学・物理】勉強した内容を超具体的に解説

英語は単語力と読解力が超大事
6月は、本当に英語ばかりに時間を費やしました。僕が英語にしたものをまとめます。
6月の勉強でしたこと(英語)
- 単語暗記:1日3時間:1000語
- 英語構文:1日2時間:20文章
- 文法復習:1日1時間:1文法
最も時間がかかったのは「英単語」です。
絶対に忘れてはいけないので、毎日同じ単語を繰り返し見て覚えていました。(とくに移動時間は単語復習に最適)
また、読解力を上げるために構文(S・V・O・C・M)などを当てて「文章の読み方」を身につけます。
他には文法を毎日復習していました。
講義で習ったものを決して忘れないために「毎日1文法」は最低限復習し、どの用途で使われているのか、どんなルールで文法が成り立っているのか、を復習していきます。

英語の文法は、大きく分けて10個くらい。
SVOや SVOCなどの文型を考えると加えて5個、特殊な構文も考えると合計25個くらいあります。
法則自体は合計25種類を勉強すれば、学べるが、それを汎用的に使えるかはまた別物なんですよね。
英語の勉強について、別記事でさらに詳しく解説しているので、気になる方はぜひ見てください。
数学・物理は問題を解きまくるのみ
英語に続いて「数学・物理」の話になります。結論から言うと、問題を解きまくるしかありません。
講義で習ったものを忘れないために毎日「問題をとく」、それが復習になります。
6月の勉強でしたこと(数学・物理)
- 数学:1日2時間:因数分解・二次関数
- 物理:1日2時間:力学・運動方程式系の問題
数学で大切なのは、集中力であり、試験と同じように時間制限をとって勉強するようにしました。
自分が知っているとき方でどれだけ問題に対して答えをアプローチできるか、を毎日行いました。
物理は、物理法則を覚えることが大切です。
また、それを問題の図から方程式に導く練習が必要でした。
方程式さえできれば、あとは数学のように計算するだけです。
ガチで勉強し始めると学校が邪魔問題
本気で勉強していると、時間が本当に惜しいんです。

とくに学校は本当に邪魔でした。
登校してる時間(往復60分)、授業の時間(6時間)は本当に無駄でした。
僕は、学校の存在に不満を持っていたので、親の協力もあり勉強のために休ませていただきました。
(のちに、親が担任の先生に「本当にダメですよ」と半ば諦めの状態で言われたのを聞きました。)
夏休み以降は、学校もちゃんと行くようになります。そして、学校で無茶に勉強をするのを諦めました。
理由としては、高校3年生の学校生活を楽しむのも面白いかなと思ったからです。
無茶に勉強しても頭の中に何も残らないし、せっかくの高校生を最後も楽しみたかったんですね。(きっと)

勉強に本当に集中したいときは、結構学校休みましたが。(最大3日連続で)
結構怒られました。(でも、不登校もいるから、よくね?って思ってた)
【夏休み到来】大学受験生は夏休みで飛躍する
僕がいた塾では「受験生は夏休みで伸びる」と豪語していたので、頼むから成績上がってくれと涙を呑んで勉強していました。
7月中旬から、塾では夏季講習が始まります。

学校は7月末まであったので、学校からダッシュで帰って、汗だくになりながら講義に参加したのを覚えています。(懐かしい)
夏休みになると、塾では「部活組」が試合などで忙しくなったり、本格的に受験勉強始める人も少なくありません。
塾内は、静かで勉強しやすい時期でした。
学校終わりが早いときには、午後1時から塾に引きこもり「5時間自習」(塾内は僕1人と先生のみでした)
午後7時前から始まる塾の講義までずっと勉強し続け、講義が終わる22時前まで塾にいました。
本格的に夏休みに入ると、学校がなくったため「1日12時間勉強」になりました。
1日の勉強時間が12時間に(夜は頭痛がすごい)
本当に頭がハゲるくらい勉強しました。当時のスケジュールを軽くまとめます。
夏休みのスケジュール
- 起床:7時20分
- 勉強開始:9時00分
- 昼食休憩(昼寝):13時00分
- 勉強再開:14時00分
- 勉強終了:22時00分
- 睡眠:23時30分
勉強時間は合計12時間です。
20時ごろからお腹が減ると同時に、頭が痛くなる病は毎日のようにありました。
科目別の時間配分は以下です。
夏休みの科目別時間配分
- 英語:7時間
- 数学:3時間
- 物理:2時間
本当に英語に命を捧げてます。w
英語は相変わらず「単語復習」に時間がかかり、当時も3時間やってました。
その後に、文法や読解もしていたので頭が痛くなるわけです。
数学もやることが増えていき、数式が多い「数学Ⅰ~Ⅲ」空間図形が多い「数学AB」の勉強をしてました。
物理は、物理法則を忘れずにいたので、時間配分を変えずに取り組めていました。
【夏休み弊害】勉強場所を見つけるのが困難
僕は、家で勉強できるタイプではないので、外の勉強場所を探すのが本当に困難でした。
勉強場所でおすすめなところ
- 図書館
- ドトール
- ガスト
- コメダ珈琲店
- ケンタッキー
- 塾
- McDonald
- マンションラウンジ
基本的には塾の自習室で勉強してましたが、塾が閉まってる時が1番しんどかったです。
受験生はお金もないので「金がかからず、長く居座れて、静かで、机があり、なるべく疲れないところ」が意外とないんですよ。
ちなみに、僕のおすすめは、ケンタッキーです。
100円のコーヒーで長く居座れ、充電もできるし、勉強環境としては最適でした。(子供が少ない)
当時、家で勉強できる人を「神かよ」って言ってました。
【模試】夏休み終わりのレベルを測れる
たしか2回目の模試だった気がします。本当に自分の成長が楽しみで仕方がなかったから。楽しみでしたね。
結果はあんまり伸びず。

当時の志望校は、東京理科大学や芝浦工業大学といった理系大学です。
ただ、もちろんE判定。
めっちゃ勉強したのに、こんなにも成績が伸びないなんて、ショックが大きかったです。
でも、センター試験を狙ってるわけじゃないから!と言い訳をしてモチベーションを維持しながら勉強を続けます。
【対策】夏休みにだれてしまう原因
正直、夏休みはだれてしまいます。
だれてしまうとは、勉強を全然しなくなってしまうということです。
僕にもだれてしまっていた時がありました。
なぜだれるか、それは受験仲間ができることと、学校の友達が楽しそうに遊んでるから。
しかも、勉強してるのに遊びに誘ってくるパターンもあります。

せっかくの休みだし、遊びたいけど。。。。。
俺は、一生に一度死ぬ気で勉強するって決めてるから、遊ばねーんだ。。。。ごめん。。。
いつも、そんな感じで遊びの誘いを断ってました。
でも、1日12時間はマジで疲れるので、息抜きに休憩や、脳の休息をしてました。
良い休憩をすると、集中力が回復し、さらに勉強を続けられます。別記事で書きました。
関連記事:集中力が上がる!受験時代の休憩方法
また、睡眠不足はマジで危険です。
睡眠を犠牲にして勉強をしてる人ですごい人を見たことありません。
睡眠を犠牲にせず、うまく休憩をとりながら「勉強に向き合う」ことを考えましょう。
【夏休み終わり】大学受験後半戦が始まりました

ついに、夏休みが終わり、大学受験後半戦が始まりました。
結論から言うと、「後半戦は粘り強く勉強した人が勝つ」です。
ここからは成績の伸びがゆっくり伸びていく形で、愚直に問題を解いていく期間です。
【苦労】苦しい中で頑張れるやつになろう
後半戦はメンタル勝負です。
みんな勉強方法はわかってるし、勉強時間も多くを捧げてきました。今も捧げています。
でも、成績が伸びない時期です。
成績が伸びない、そして試験が迫ってきている、そんな時「ストレスやばい」です。
成績を上げる方法は、勉強するしかないので、勉強をやるしかないんです。うまくいかずとも。
最後は自分が勝つと信じて、今できることを全力でやり切るんです。今日1日を。
大学受験でのメンタルについて別記事で書きました。参考にしてください。
関連記事:大学受験はメンタル勝負
【諦め】学校はさらに煩わしい
成績が伸びない中で、学校に行くのは本当に最悪な状況でした。
焦っている中で「勉強時間が減る」は焦るし、ずっとイライラしています。
学校が煩わしくなる原因
- 勉強時間が減る
- 勉強してない同級生がヘラヘラしてる
- 悠長な先生が無意味な授業をしてる
マジでムカついていました。ずっと。
また、徐々に推薦組が出てくるので、学校はうるさくなるし、勉強なんてできません。

学校で勉強するの無理だわ。諦めるわ。
この時、僕は学校にいるときの勉強は諦めました。
勉強できないし、邪魔でイライラするなら、もういっそのこと勉強しないでその瞬間を楽しむ方向にシフト。
ただ、単語勉強は復習(アウトプットする)だけは簡単なので、やりました。

あと悔いがあるのは、卒業旅行「ディズニーランド」に行けなかったのが悔しい。
塾の物理の講義があったので、僕だけ参加してません。
このとき、担任も僕がガチで受験してることに気づいたっぽい。それまでは信じてなかったw
【過ち】受験中に彼女作った….
また、別の話ですが、大学受験中に彼女ができました。
9月の始まりで、塾の先生らには「受験中に彼女を作ったら終わり」と言われていたので、隠し通します。

LINEしたり、自分が勉強してる横に来たりしてただけで、特にどっかにデート行ったりしてません。
僕も死ぬ気で勉強してたので、それを理解してくれてました。
彼女との交渉のすえ、ほとんど会わないで勉強を優先してくれましたね。彼女との協力もあってか、受かることもできました。
でも、改めて思うと、大学受験中に彼女は作らないほうがいいです。
できた経緯としては、9月に39度の熱でダウンしてしまい、その時に駆けつけてくれて……
結果、付き合ってました。

人間は弱い時、簡単に人のことを好きになってしまう生き物なのだ。そう思った。
みなさん気をつけましょう。交際しても自己責任で。w
【苦難】最後まで英語が伸び悩みました
10月に3回目の模試があって、スコアは全体的には伸びてました。

伸びてたけど、英語は5割も超えてません。
10月にこのスコアは本当に酷くて、 MARCHに受かる人は、この段階で7割くらいあるのが普通みたいです。
この時期から徐々に単語も忘れていくようになりました。

やっぱり、勉強してこなかったハードルは高い。
脳みそを無意識的に使える頭ではなく、意識しないとすぐに忘れてしまう。
模試ではなく、過去問を解いた時には120点を超えることはできていました。
しかし、本番や模試で結果が出ない以上、自分が何を言っても言い訳になります。

センター過去問は7年くらい過去まで遡り、解きました。
最終的には140点まで上げれたんですが、そこまでです。
少なからず英語は読解力=日本語力が必要だったのを実感しています。
英語は、文章が訳せても文のつながりをうまく日本語っぽく繋げない人はかなり伸び悩むと思います。
最後の模試でようやくD判定
最後の模試は11月ごろにありました。
今までずっとMarchがE判定でしたが、ついにD判定がつきましたw

この時が初めて自分のやってきた勉強が正しかったのかと思えました。
模試が良い結果として実らない人は「自分の勉強方法は本当にあっているのか」と悩みますよね。
それが一瞬で晴れたときです。やっとか。と。
結果が実ったのが勉強を開始して10ヵ月くらいだと考えると本当に遅咲きw

本当に勉強してこなかった人は、勉強の結果が出るのに時間がかかるのか。
結果が出るのが遅かったのは、僕が頭悪すぎたからだと思うので、僕より基礎ができている人は早く結果出ます!確実に!
【年明け】本格的に試験が始まる
ついに年が明け、まもなくセンター試験が始まります。
早く終わてほしい受験生には幸せだし、残り少ないと思っている受験生には絶望のときでしょう。
この時期になると、自分自身もそうだし、周りも全然勉強しなくなります。
諦めたというよりは、やっても全然変わらないなと思ってしまうからですね。
健康に気を付けて程よく勉強することがいいと思います。
【カオス】センター試験はやばいぞ
センター試験はまさにカオスな場所でした。

試験を受けなくてもいいのに受けさせられている感ある人が多すぎる。w
国立を狙っている人は国立部屋に行かされ、一般入試目的の人と分けられるから被害を受けることはないでしょう。
でも、一般部屋はひどすぎるw
寝てるやつ、いびき掻いてるやつ、よだれ出てるやつ、カオスな場所でした。
本気じゃない空気が漂い、人生をかけてる試験にも思えません。
本気の人にとっては、最悪な場所だったと思います。国立狙いの人は別室でしたが。
センター試験は模試で何回もやったことある問題が出てくるし、模試で受けている会場とカオスな空気感が違うだけだから自分の本領を発揮すれば、解けます!
【苦戦】一般試験が始まった!!全然受からねぇ..
2月になるとすぐに一般試験が始まりました。週3日は試験の生活です。
(私立にいくしかなく、課金総額は60万円です。お母さん、本当にごめんなさい。)

試験をたくさん受けた理由は、慣れるためです。
難しい問題を週3日も本気で受けると、自分が頭良くなった気分になります。(気分だけ)
試験中は、周りが頭良く見えますが、マジでそんなことないです。
本当に頭いい人は、受験してる人の中で5%くらいで、かつもっと頭の良い大学に行きます。
また、30%は記念受験レベルの頭悪い人です。(僕みたいな)
試験結果が出るのは、試験を受けてから10日ほどで結果が出て、自信があるもの、ないものも含めて全く受かりませんでした。

あんなに頑張ったのに、なんで1つも受からないんや。。ふざけんな。。。。
人生が残酷であることを知り、全く合格通知すら届かない日々が続きます。
2月25日まで、そんな状況でした。

自信があった試験で落ちたのが1番ひどく、受からないといけないのに受からない。
落ちてしまったときは、笑うしかありません。w(またかよwwって)
そして、謎の能力『「受かった」と確信できる基準』を見つけました。
基準は、簡単で試験を解き終わった時に「ほぼ満点だわ、これ」って思えたかどうか。
そう思えなかったらまず落ちます。
MARCHは特に受験する人が多いので、満点近く取らないと、受かりません。
「まぁ7割ギリギリいったかな」って人も、落ちます。
【奇跡】予備校探ししてたら受かりました
2月もそろそろ終わりそうな日でした。2月28日だったと思います。
外は穏やかに、暖かくなっていた頃。
僕は全ての試験を終え、諦めて次の予備校を探していました。

来年は東進かな。河合?代ゼミもいいな。
駿台もいいし、悩ましい。
料金や授業体系を見比べて、おそらく駿台に行くだろうと考えてました。
合否発表が残っていたのは青学と中央だけ。
初めに中央大学を見ましたが、「不合格」。(後楽園に行きたかった)
そして、青学の合否の時間になり、webで確認します。
自分の受験番号があるものだからびっくりしました。

え?俺の名前あるじゃん?え?
ポチっ(再読み込みボタン)
え?数字マジで載ってるやん?え?マジ???
ポチっ(再読み込みボタン)
え?????????本当に数字あってんのこれ?????
これを5回くらい繰り返して、何度も数字を見直して確認しました。
感想は「マジかよ」でした。(驚愕)
人生で1番びっくりした瞬間です。おそらく受からないだろうと思っていたのに、受かっていたとは。
理解できず、入学するまで自分が青学に行ける実感はありませんでした。
その後、母に「合格報告」をし、塾の先生にTELして「合格報告」、彼女にも「合格報告」をし、友達に「合格報告」をしました。
これまでお世話になった人に「最高の敬意を払い、ありがとうございました」と心の底から言ってました。
本当に受かるとは思わなかったし、さっき書いたように「ほぼ満点とったわ」とかも考えないくらい自分に期待しなかったので、逆にびっくりでよかったです。
高校で初の現役合格、MARCH進出だったので、その後に学校で驚愕されました。(うわさになった)
最後に、僕の行動を批判しつづけた担任の先生とは、仲が悪くなって終わったことを残念に思い卒業しました。
努力は裏切るが今できる「努力」を全力でやれるか
最後に伝えたいのは、「努力は裏切る」ことです。
【矛盾】努力は裏切るが努力する
自分がどんなに頑張っても、どんなに全力を出しても、結果はついてきません。
これは、大学受験だけに言えることではないけど、全てがそんな感じでできてます。
努力は普通に裏切るし、努力が必ず見返りをもたらすわけではありません。
また、他人は自分の努力なんて見ていないものです。そこで評価されません。
結果を出すためには「努力」しかありませんが、「努力しても結果は絶対に出るものでもない」です。
努力を積み重ねつつ、勉強方法も改善し、自分の成績を上げるためにはどうすればいいのか、本気で考えて取り組んでみてください。
受験生へ
将来何がしたいとか決まってない人が多くいるはずでしょう。大学受験は大学に入るための試験なだけで、生きていく中で重要なことじゃないし、大学入ってから自分がどうなりたいのかをちゃんと考えていないと受験しても意味ないです。
良いところの大学入ってもやめる人は何人もいるし、受験生が思っている以上に憧れの場所じゃないです。大学は自分がやりたいことをしていい、自由なところと思っていませんか?
大学はそんなに自由じゃないのが本当。たしかに自分のやりたいことを中心に取り組めますが、専攻に縛られているとそのことばかりやることになるでしょう。やりたいことが違ってやめる人や自由な時間がほしいから休学する人は多くいます。
大学はあくまで研究員(その道のプロ)を育てる環境だから、専攻と自分がマッチしていないと本当に後悔するでしょう。僕は後悔しているし、国語さえなかったら文系行く気満々でしたから。大学行くならやりたいこととちゃんとマッチさせるべきですよ。そこに妥協はしないほうがいいです。
それでもやりたいことが何もないけど、大学行きますって人には経済学部をおすすめします。
自分の時間がたっぷりできるので、大学以外にも興味あることに時間を使えますよ。
保護者からのプレッシャーに悩んでいる受験生へ
下の文を保護者に見してあげてね。
受験生にとっての身近な協力者でもあり、野次馬でもあるのが保護者です。子供にプレッシャーをあたえるのはやめましょう。あなたが子供の将来を心配するたびに子供には大きなプレッシャーがかかります。あなたに心配されても意味がないし、プレッシャーになるくらいならやめましょう。結局子どもの将来を切り開くのは子ども自身なんだから。
保護者は子どもの健康だけを支えていただければありがたいです。もし子どもが受験に失敗しても、それを良い経験として次に生かすのも子ども自身です。健康だけ考えていただければと思います。
さいごに
小学校、中学校もろくに勉強せず、NO知識で入学した学校だったので、受験勉強するのはとても大変でした。ビリギャルと違って頭も良くなかったから毎日必死に勉強していたのを覚えています。
東進ハイスクールの林修さんはTV番組初耳学で「ビリギャルは感動しない。小学校高学年で勉強をしっかり学び、中学受験を経験してきた生徒の場合、中学高校と遊んでしまったとしても、1年で挽回するのはそう難しくない。」と語っています。→参考記事
今回は僕がどうやってMARCH合格までたどり着けたのかを書いていきます。まず僕の受験前の学力についてから書いて行くことにしましょう。
自分も偏差値40の高校から、一浪してやっと法政と中央の二校に合格した者です。予備校にはもっとすごい人がいて、夜間の高校から青学に受かった人がいました。何事も諦めないことです。途中成績が上がらなくても、志しと目的を持つことです。罵倒されてもいい。罵られ愚弄されようが関係なし。自分は馬鹿なんだから、馬鹿なりに努力すればいい。この方の合格術と類似して、頭のいい人の使っている参考書を使い、とにかく問題を解く。間違えたところを覚える。これの繰り返しです。