こんにちは、だん(@adan_wb02)です。
2ヶ月前、「マーケティング」に本を探していて、超絶オススメされたのが『売れるもマーケ 当たるもマーケ-マーケティング22の放送』でした。
この本、1994年出版されているとても古い本なのですが、ロングセラーなだけあって、読んで見たら毎日目から鱗が出てしまう情報ばかりです。
今回、僕が読んだ『売れるもマーケ 当たるもマーケ-マーケティング22の法則-』のとてもタメになった3つの法則の紹介と読んだ感想を紹介していきます。
目次
『売れるもマーケ 当たるもマーケ-マーケティング22の法則-』はマーケティング好きな人が読めばいい

結論から言うと、マーケティング好きな人が読めばいいかなって思います。
今すぐできる「実践的な内容」は書かれていませんが、市場に大きく影響するような法則は体系的に記されている良書です。
マーケティングが得意じゃなくても、経済の流れやビジネスが好きな人なら読んでおいて損はありませんね。
マーケティング22の法則で示されてる法則は下記の22個です。
- 1番手の法則
- カテゴリーの法則
- 心の法則
- 知覚の法則
- 集中の法則
- 独占の法則
- はしごの法則
- 二極分化の法則
- 対立の法則
- 分割の法則
- 遠近関係の法則
- 製品ライン拡張の法則
- 犠牲の法則
- 属性の法則
- 正直の法則
- 一撃の法則
- 予想不能の法則
- 成功の法則
- 失敗の法則
- パブリシティの法則
- 成長促進の法則
- 財源の法則
この本はマーケティング手法として「取り入れた方がいい!」と書かれていたり、「危険だからやめておけ!」といった忠告の内容まで書かれています。
個人のビジネスでは莫大にターゲットを変化させたり、マーケティングアプローチを変えたりすることはおそらくないでしょう。
しかし、中小企業、大企業に勤めているマーケティングの方であったり、営業マンはぜひ見ておくべき項目ではないでしょうか。
『売れるもマーケ 当たるもマーケ-マーケティング22の法則-』で印象に残った3つの法則

先ほど挙げた法則の中で、僕が印象に残った3つの法則をここで解説しましょう。
僕が印象に残った法則はこれら3つです。
- 1番手の法則
- 集中の法則
- 財源の法則
それぞれ解説していきます。
僕が印象に残った法則1:1番手の法則
1番手の法則は字の通り、「1番初めに手がけた人が有利に立てる」という法則です。
例えば、iPhoneのような感じですよ。
1番初めに音楽、パソコン、携帯電話を組み合わせたモノがiPhoneで、最先端をいったApple社は時価総額で今でもNo.1です。
本書ではさらに「1番目の人は覚えていても、2番目の人はほとんどの人は覚えていない」という人間の心理からマーケティングにも活かしています。
確かに、スマホを2番目に出した会社は覚えていませんよね。
とにかくマーケティング上、1番手はすごいんです。
僕が印象に残った法則2:集中の法則
集中の法則も字の通り、「集中しろ!」という法則です。
この法則は1つのことができたら、また新しいことをしたくなる企業に対して、忠告している法則です。
「1つが成功したら、新しいことをやり、また成功したら、新しいことをやる。」
このような会社は長期的に売り上げが伸びない会社と分析されていて、最終的には赤字になる可能性もあります。だから、1つ成功したとしても周りの競合に負けないレベルまで事業を伸ばすことに集中しろ!という忠告的な法則になっています。
確かに、人も同じで1つのことに成功したら、新しいことをしてしまう性分です。
成功も瞬間的なものにすぎません。
一度、それのプロになるまで集中し続ける方が良いかもしれませんね。
財源の法則
最後は財源の法則です。
財源の法則は「金のない事業・アイディアはほぼ無価値だ」ということです。
マーケティング戦略に入る前に、その事業には金があるのか、そこが問題だと示されています。
確かに、どんなにマーケティング戦略を打ったとしても、「金がない」から製品が作れない、提供できない、会社はほぼ無価値ですよね。
当たり前のように思えますが、根本的な問題として印象付きました。
まとめ
『売れるもマーケ 当たるもマーケ-マーケティング22の法則-』の抜粋と感想を紹介してきました。
この本を読んで、マーケティングは企業にも使える考え方でありながら、個人でも使える考え方も書いてあると思いました。
自分の価値を上げたい人や一発当てたい人は読んでみてはどうでしょうか。
まさにマーケティングは人の心を動かすものだと知れて面白いですね。
1994年からのベストセラーですので、早いうちに読んでおきましょう!