
\ 一目でわかる作品レビュー /
ジャンル | 戦争・ノンフィクション |
作品時間 | 2時間20分 |
おすすめ度 | ![]() |
一言 | リアルな戦場の記録が表現された作品 |
今回は、戦地の日本兵の思いが乗ってる『硫黄島からの手紙』のネタバレ・あらすじを紹介していきます。
目次
【ネタバレ有】『硫黄島からの手紙』物語のあらすじと見どころ
主な登場人物と物語の設定
主役は、二宮和也演じる西郷一等兵。渡辺謙演じる栗林大尉。

『硫黄島からの手紙』は西郷一等兵と栗林大尉が家族に向けた手紙を元に展開されていきます。
この作品は、日本人が多く出演していて全編「日本語」(アメリカ兵の会話は英語)のアメリカ映画です。

渡辺謙さん、加瀬亮、二宮和也さんたち出演の豪華ハリウッド作品。
2007年アカデミー賞ノミネートしています。
この作品は、太平洋戦争・硫黄島の戦いを日米共同で作られた作品の1つです。
クリントン・イーストウッド監督による作品を2つ制作しており、日本側視点の作品は『硫黄島からの手紙』、アメリカ側視点の作品は『父親たちの星条旗』となっています。

『硫黄島からの手紙』を見たあとに『父親たちの星条旗』を見てほしいです!

ちなみに、『硫黄島からの手紙』の方がグロテスクなシーンが多いです。
- 1945年の硫黄島の戦いに備える日本兵
- 新しく硫黄島指揮官になった栗林忠道陸軍大将(渡辺謙)
- 日本国のためにアメリカと戦う日本兵たちの思いを手紙に記す

日本兵の自爆シーンや火炎放射シーンなどがあり、結構グロテスクです。
物語の見どころ
- アメリカに立ち向かう日本兵の思い
- 天皇に向けて自害するシーンが衝撃
アメリカに立ち向かう日本兵の思い
見どころ、1つ目は「アメリカに立ち向かう日本兵の思い」です。
アメリカに立ち向かうべく、本土から出兵した者が硫黄島に集まります。
戦闘前は5日間水も食料もほとんどない状態で過ごし、戦闘準備をしながら「死の恐怖」と立ち向かう日本兵。
そのときそのときで感じた思いを家族への手紙に記しながら、語っている姿が描かれます。

とても悲惨な状況だったんだな。と伝わる描写・思いが多く、泣きそうになりました。
天皇に向けて自害するシーンが衝撃
見どころ、2つ目は「天皇に向けて自害するシーンが衝撃」です。
硫黄島の戦いでは、硫黄島・摺鉢山を守ることが重要な局面になります。
摺鉢山をほとんど占領されてしまった日本兵たちは、最後に天皇に命を捧げて手榴弾で自爆するのですが、そのシーンがとても衝撃的です。

自爆することは、アメリカ兵なら絶対に考えられない「思考」のため、『硫黄島からの手紙』や『父親たちの星条旗』でもこのシーンがありました。
ちなみに、『ハクソー・リッジ』でも自爆シーンがあります。
この後は、ネタバレ・あらすじを紹介します!
【ネタバレ有】物語のあらすじ
栗林大将が硫黄島に赴任
硫黄島は、水も補給できない砂地、食糧も少ないものの本土を守るべき重要な前線地だった。
水も食料も少ない中で日本兵は「水際防衛作戦」のため水辺を掘っていると、1人の大将が硫黄島総指揮官として赴任する。
彼の名は、栗林忠道・陸軍大将であった。

栗林大将は、硫黄島につくとアメリカからの攻撃を攻略するために、地形の把握・アメリカの戦略を考え始める。
また、指揮官は部下に対する理不尽な体罰を禁ずるよう言い聞かせ、召集兵・西郷一等兵は地獄の淵から小さな希望が差し込んだように感じる。
水・食糧のない中での決戦準備
栗林は、地形の把握・アメリカの戦略を考え抜き、水際防衛作戦を中止して陸地・地下洞窟要塞での持久戦作戦に切り替える。
また、摺鉢山からアメリカが攻めてくることを考えて、摺鉢山に前線を張ることになる。

水・食料が不足する中で兵士たちは、洞窟を堀り、地下要塞を作り上げる。
水不足・食料不足で次々に死んでいく仲間に絶望する西郷一等兵。
また、憲兵出身の清水上等兵が同じ部隊に着任し、憲兵隊に物を盗られた過去のある西郷は懐疑の目を向けつつ、目の前の現実を受け入れる。
異端な大将に反感する指揮官
栗林大将に反感を持つ指揮官が多く現れる。
栗林大将は、従来の作戦であった水際防衛作戦を中止したほか、部下を大切にすること、部下と同じ飯を指揮官も食することを義務付け、多くの反感を受ける。

しかし、内乱をしている時間などなく、アメリカからの攻撃はすぐに始まる。
地下要塞が出来上がっていくと、アメリカからの砲爆撃が始まる。砲爆撃は3日間にも及んだ。
摺鉢山の死闘
栗林大将の目論見通り、アメリカぐんは摺鉢山から攻めてきて、アメリカ軍が陸地に十分に上がったところで戦闘を開始する。
激しい戦いの中でアメリカ軍が倒れていく一方で、多くの仲間が死んでいく。
長い戦いの末に、摺鉢山を占拠されてしまった日本軍。摺鉢山に残された日本兵らは死を持って天皇に捧げ、手榴弾で自爆する。

西郷一等兵は、自爆する様子を見て「生きて戦う方が良い」と判断し、自爆をせず、清水上等兵を説得して隣の陣地に逃げる。
命かながら陣地に逃げるも伊藤海軍大尉に「臆病者」と怒鳴られ首を斬られそうになる。
ギリギリのところで、栗林大将が2人を救い、西陸軍中佐の下で戦闘に参加する。
最後の総攻撃|硫黄島敗戦
西陸軍中佐がやられ、西率いる連隊員は栗林大将の下へ逃げる。
水・食料がほとんど尽きてしまった日本兵たちは、栗林大将の最後の作戦「総攻撃」を持ってアメリカ軍を迎え撃つ。

栗林大将「予は、常に諸子の先頭に在り。」と言い、アメリカ軍に立ち向かう。
西郷一等兵は、栗林に頼まれて基地にある資料を燃やし、手紙を地中に埋める。
部隊は壊滅し、硫黄島の戦いは終わる。西郷一等兵は栗林を地中に埋め、アメリカ軍に拘束される。
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こんにちは、ダン(@adan_wb02)です。硫黄島で戦った日本兵の思いを手紙に記される。