
ストーリーの面白さよりも、物語を通して学ぶことの方が多くありました。
今回は物語のあらすじと、見どころ、学んだことを紹介していきます。
【グレイテストショーマンで学んだこと】
◆上流階級じゃなくても価値ある人間になれる
◆お金、地位、成功に溺れたら失敗する
◆個性を尊重し、受け入れれば家族になれる
◆ 至高の芸術は人を幸福にするものミュージカルの世界観で夢を追う主人公と家族とユニーク仲間の物語。「人類の祝祭」最高。
— だんくん@22 (@adan_wb02) 2018年3月22日
目次
【ネタバレ有】物語のあらすじと見どころ

僕が見た印象は、レミゼラブルよりは面白くないけど、学ぶことが多い作品だったなーです。
- 主人公の挑戦・成功・失敗を乗り越える
- 協力してくれた仲間を大切にする
- 野心と人間としての愛と、幸福
グレイテストショーマンは、ミージュカルヒューマンドラマで、仲間との愛も描かれています。
【ネタバレ有】物語のあらすじ
ストーリーをざっくり全て書いていきます。
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主人公はレミゼラブルにも出ていたヒュー・ジャックマンが演じるP・T・バーナム(以下、バーナム)です。
主人公、バーナムは階級社会の中で、仕立て屋の息子として生まれました。幼馴染のチャリティ(上流階級の娘)と結婚することを2人で約束します。

バーナムは父をなくしてからは鉄道会社に就職し、幼馴染のチャリティと結婚しました。
女の子を2人授かりますが、鉄道会社を解雇されてしまいます。失業してしまうが、家族を養うために何か仕事をしなければいけません。
彼は自ら事業を起こし、娘の提案からサーカス団体を作ります。

バーナムは、世間からバカにされていた小人やヒゲ女、全身タトゥー男、大男、曲芸が得意な兄弟、などなどユニークなメンバーを集めます。
階級制度の社会ですから一部の民衆は、「下品なものを見せるな!」、「人を騙して金稼ぎをしている!」など多くの批判をバーナムに浴びせます。
しかし、それでもバーナムは諦めません。新たなパートナーを仲間につけて、サーカス団体はイギリスのビクトリア女王に会う機会を得られました。
女王の前で披露し、女王に大ウケ。
バーナムは自信をつけサーカス団を盛りあげます。サーカス団は民衆の多くに徐々に受け入れられるようになりますが、上流階級には彼の業績は認められません。
バーナムは、上流階級に認められるため、さらなる成功を追い求めます。
そして、彼はパーティーで知り合ったヨーロッパNo.1と言われていたソプラノ歌手ジェニー・リンドを口説き、彼女のアメリカツアーのプロデュースを仕掛けます。

バーナムプロデュースのジェニー・リンド、アメリカ公演は大成功。
さらなる成功を収めたバーナムでしたが、彼がもともと創設したサーカス団に不信な思いを抱かせます。
バーナムはサーカス団にパートナーのフィリップに全てを任せていたのです。
サーカス団のユニークな仲間たちは、彼の名声を追い求める姿に失望し、サーカス団への思いが下がっていました。
一方、バーナムはさらなる名声を求めてジェニー・リンドと全米ツアーを開始するも、ジェニーが求めていたものは成功よりもバーナムからの愛だったこと、そしてバーナムは家族がいるため叶わぬ恋だったことから、全米ツアーは公演中止に終わります。
全米公演事業失敗したこと、そしてジェニーや家族、サーカス団を失ったことで悲しみにくれるバーナム。
仕方なく、ニューヨークに帰るもサーカス団反対派グループによる放火でサーカス場は燃え、バーナムは全てを失います。
全てを失った彼に残ったのは、一度裏切ってしまったサーカス団メンバーと、失望させてしまった家族だと知ります。
成功を追い求めすぎ、自分を見失っていたバーナムが再びサーカス団として、やり直していきます。
/——-ストーリーここまで———-/
物語の見どころ
- サーカス団ができてから、パートナー・フィリップを口説くシーン
- ヨーロッパNo.1ソプラノ歌手のジェニーリンドの歌声
- フィリップと団員・アンのデュエット
- バーナムとユニーク団員たちとの再起の歌

正直、序盤は全然おもしろくなかったです。
気張ってみてると、途中で眠くなるくらいつまらなかったので、序盤は流し見がおすすめです。
物語が始まって、30分くらいからサーカス団が完成します。
サーカス団が出来上がったあたりから、物語も音楽に乗せて次第に盛り上がりを見せてきます。
見どころ、1つ目「サーカス団パートナーのフィリップを口説くシーン」はビートが効いた曲『The other side』が流れ、かなり面白いシーンです。

フィリップ(役者:ザック・エフロン)が歌うますぎて、最高です。笑
個人的には、1番盛り上がってくるシーンなので好きですね。

見どころ、2つ目「ヨーロッパNo.1ソプラノ歌手のジェニーリンドの歌声」です。

ここも最高で、ジェニー・リンド(役者:ミシェル・ウィリアムズ)の歌声が素晴らしいんですよ。
映画場ではバーナムが彼女の歌声に魅了されてるシーンがいくつも有ります。

見どころ、3つ目は「フィリップと団員・アンのデュエット」です。
団員アンは、自分の個性へのコンプレックスから恋から逃げていましたが、フィリップはアンを追いかけます。

2人が結ばれるときのデュエットはマジで最高です。
てか、フィリップもサーカスできるんかい!ってところが突っ込みどころ。笑
恋い焦がれながら歌うデュエットは最高でした。

見どころ、4つ目「バーナムとユニーク団員たちとの再起の歌」です。
全てを失ったバーナムから、再び戻ってきたユニークなサーカス団メンバーと共に歌います。

本当に戻ってきてくれるとは、、メンバーと一緒に歌うバーナムの姿に泣きそうでした。(泣いてない)
全てを失ってからの再起の曲『From Now On』、めちゃ勇気が湧いてきます。
再起したサーカス団の最後の『The Greatest Show』、最後のフィナーレにあう力強い踊りと、パフォーマンスと歌で最終局面を盛り上げます。


最終の盛り上がりはマジで最高でしたね。心躍りました。
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グレイテストショーマンで学んだこと

今回は、グレイテストしょーマンを見て、物語の面白さより、物語から学ぶことが多かったのが純粋な感想です。
もちろん、ミュージカル作品だから歌声も盛り上がって素敵でした。
ここでは、勝手にグレイテストショーマンで学んだことを紹介していきます。
- 上流階級じゃなくても価値ある人間になれる
- お金・地位・成功に溺れたら失敗する
- 個性を尊重し、受け入れれば家族になれる
- 至高の芸術は人を幸福にする
それぞれ紹介していきます。
【学び1】上流階級じゃなくても価値ある人間になれる
学んだこと、1つ目は「上流階級じゃなくても価値ある人間になれる」です。
バーナムは、物語の中で成功を収め価値ある人間になれました。
ただ、最も価値ある人間になれたのは、ユーモアなサーカスメンバーです。
彼らは、もともと世間から馬鹿にされて生きてきました。(親に存在を否定されるほど)
しかし、彼らが人前に出ることで「人を笑わせられる力がある」、人を楽しませるのはとても価値あることです。
さまざまな角度から物事を観察すれば、自分のコンプレックスも価値あるものになると思いました。
【学び2】お金、地位、成功に溺れたら失敗する
学んだこと、2つ目は「お金、地位、成功に溺れたら失敗する」です。
バーナムを見ていれば分かる通りです。
彼は、上流階級に認められるために成功に固執しすぎました。
その結果、ジェニー・リンドの公演を失敗してしまいます。(ジェニーは好意があったので、好意を受け入れてたら浮気になっちゃうけど。。)
ただ、全米ツアーをやらなければジェニーとの出来事はありませんでした。彼は成功に溺れすぎたのです。
相田ケイさんのツイートにあるようなことがここでは起きました。成り立たないビジネスは必ず失敗します。
ビジネスとは、人間関係によって成立する。お金儲けがビジネスでない。これも言いたいですね
— やさしそうな相田ケイ (@kk3marketer) 2018年3月23日
【学び3】個性を尊重し、受け入れれば家族になれる
学んだこと、3つ目は「個性を尊重し、受け入れれば家族になれる」です。
全てを失ったバーナムに残されていたのはサーカス団員だけでした。
みんな曲者揃いで以前は嫌われていた存在です。
彼らは、一度受け入れられてもらったバーナムを見捨てませんでした。
サーカス団はすでに家族だったのでしょう。
個性が受け入れられないコミュニティには依存する必要はありません。サーカス団員たちは自分に合うコミュニティに巡り会えたからこそ、家族になれました。
誰にでもどこかで自分を受け入れてもらえるコミュニティがあります。
【学び4】至高の芸術は人を幸福にするものだ
学んだこと、4つ目は「至高の芸術は人を幸福にするものだ」です。
バーナムは下品なサーカス団と批判されていましたが、結局のところ芸術って「人を幸せにできれば何でもいい。」ということだったのでしょう。
芸術作品っていくつもあると思います。例えば、「ピカソの絵」だって芸術作品と言われています。
しかし、僕からしたら「ピカソの絵」に何の価値もないと思っています。ただの絵だし、何を描いているかわからないから。
例えば、(子供がいない僕ですが)息子が書いてくれた「絵」の方がよっぽど価値あると感じるでしょう。
その「絵」には何もできない赤ちゃんの頃から育てた子供が絵を描けるようになったと、成長を実感できるからです。
だから、芸術は絵や音楽だけじゃない。他にもたくさん人を幸せにする物事があるはずです。
『至高の芸術は人を幸福にするものだ。』とても深い言葉だなと感じました。
まとめ
ミュージカルとして歌も良いし、ストーリーとして学ぶことがいくつもある映画でした。
人は成功や失敗をして成長していくものです。大胆なことはできない現実でも映画を通して、擬似的に人生で学ぶことがあるから映画は面白いと感じます。
こんにちは、ダン(@adan_wb02)です。2018年3月にグレイテストショーマン見てきました!