こんにちは、ダン(@adan_wb02)です。

こんなことを言われたことありませんか?
確かに、『教養』がないと恥ずかしいですね。
そんな印象から『教養』を勉強したいけど、そもそも『教養』って何?となっています。
今回は、教養を勉強しなくてはいけない人に「そもそも『教養』とは」そして「教養の勉強の仕方」について紹介していきます。
目次
本物の教養とは

教養がある人の印象って「いろいろなジャンルの話ができる人」ですよね。
テレビタレントで言うと、林修先生やQさまに出演しているテレビタレント、雑学王的な存在の人です。
それから『教養』を連想すると『教養』は歴史やことわざのような会話に出る幅広い知識だと思います。

でも、実際には『教養とは』僕が認識してるものとは少し違うものでした。
こちらの本に教養について冒頭で言及されています。
これは違いに気づいた初めの文です。
この本は「教養」をテーマにした本です。教養というと、いろいろな知識や情報をどれだけ持っているかだと思われるかもしれません。しかし、教養とは必ずしもそのようなことではないと思うのです。
シャネルの創業者ココ・シャネルは次のように語っています。
「私のような大学も出ていない年をとった無知な女でも、まだ道端に咲いている花の名前を一日に一つぐらいは覚えることができる。一つ名前を知れば、世界の謎が一つ解けたことになる。その分だけ人生と世界は単純になっていく。だからこそ、人生は楽しく、生きることは素晴らしい」
一日に一つずつ世界の謎が解けていく――ココ・シャネルは、今日はどの謎が解けるのかとワクワクしながら毎日を生きていたのです。ただ単に花の名前、草の名前を知るのではなく、そのことによって人生を彩り豊かなものにしていました。教養とは、彼女のような生き方を指す言葉だと思います。人間は何歳になっても世界を知りたい、世界の謎を解きたいという気持ちを持っているものです。好奇心と呼んでもいいでしょう。
教養とは何でしょうか?
私の答えは、「教養とは、人生におけるワクワクすること、面白いことや、楽しいことを増やすためのツールです」という一言に尽きると思います。
僕が考えていた通り『教養とは』幅広い知識もそうですし、さらに幅広いだけでなく、それが何に使われているのか、など。
ただ知るだけではなく、『知ること』で『生き方』を変化させるのが『教養』の本来の役割であることに気づきました。
もっと簡単に言うと、知識を知るだけじゃなくて、知った知識を自分なりにちゃんと考えて行動することがとても大切です。
考えることについて、書籍ではこのように書かれていました。
教養のもう一つの本質は、「自分の頭で考える」ことにあります。著名な科学史家の山本義隆氏は、勉強の目的について「専門のことであろうが、専門外のことであろうが、要するにものごとを自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を表明できるようになるため。たったそれだけのことです。そのために勉強するのです」と語っています。この当たり前のことが、案外置き去りにされている気がします。
今は検索すれば簡単に情報をつかめる時代です。その情報を鵜呑みにするのではなく、自分の頭で噛み砕くのが1番大事なのではないでしょうか。
自分の頭で考える
- それは本当なのか?
- どういう根拠であるか?
常に疑問を持つことが大切です。
僕自身も常識だと思っていることに疑問を持つことを大切にしています。
このブログも疑ってかかる勢いの方がいいですね。笑
情報リテラシーについて、ツイートしてたので参考にしてみてください。
情報リテラシーとは何か。
1. 思い込みにとらわれない
2. 聞いたことを鵜呑みにしない
3. 一般論に逃げない
4. 情報を省略しない
5. 勝ち負けに持ち込まないことが情報リテラシーなのかもしれない。
— だんくん (@adan_wb02) 2017年9月7日
教養を身につけるために必要な2つのサイクル
教養を身につけるために必要な2つのサイクルはこの2つです。
教養を身につけるために必要なこと
- インプット
- アウトプット
インプットとアウトプットを繰り返し行うことで、教養を高められます。
それぞれ説明していきます。
教養を身につけるインプット
まずは圧倒的な知識量をインプットすることです。
インプットするもの
- 日本の歴史
- 世界の歴史
- 宗教(特にキリスト・イスラム・仏教)
- 最先端テクノロジー
- お金・経済
- 流行っているモノ(アート・食・エンタメなど)
- 政治
これらの知識を少しづつ、興味のあるものから学んでいくと徐々に「自分の生きている世界」の輪郭が見えていきます。
ただ、インプットだけではなく、ちゃんとアウトプットすることがとても大切です。
教養を身につけるアウトプット
インプットを終えたら、次にアウトプットすることがとても大切です。
アウトプットは「自分の頭で考える」ことで初めてアウトプットできたと言えます。
文章でまとめたり、人にその知識を話す、など。
一度、知識を自分の頭で考えて、人に伝えることで本当に自分の知識になります。
本・人・旅こそが学びなのかもしれない
『教養』を学ぶ方法はこの本に書かれていませんでした。しかし、著者は「本・人・旅」の3つから多くの教養を学びました。と書いてあります。
僕もこれまで「本・人・旅」から多くの学びを得ました。これからも学ばせてもらうのはこの3つではないでしょうか。
本を読むこと
本は人の人生とその経験を疑似体験できるツールだと考えています。
真剣に1冊読んでも5時間くらいで人の人生から学びを得られるのはすごくないですか?
「面白いもの」を見つけたらそれを読めばいいでしょう。面白くないならすぐ辞めればいい。時間の無駄です。
特に読むものが決まってない方に『教養』について簡単にまとめられたこの本を紹介します。
テレビでは知識人として有名な池上彰さんの本です。このブログ自体『教養』について書いてきたので、教養についての本です。知識としての教養を簡単に7つ、「宗教」「宇宙」「人類の旅路」「人間と病気」「経済学」「歴史」「日本と日本人」についてわかりやすく解説している本なので、かなりおすすめ。
特に読みたい本が今ない方はぜひ読んでみてください。
人と会うこと
生きていて、人に関わらないことはないでしょう。
人は常に人からの影響を受けて生きています。影響を受けるなら「面白い者」と関わる方が楽しいですよね。
そして人生で『恩師』と呼べる人に出会いましょう。自分はまだまだと調子に乗る気持ちを抑えてくれます。
成長できる人は『謙虚であること』がとても大切です。
傲慢な人に対して心は開きません。重要なことを任せようとも思いません。
謙虚な気持ちで素晴らしい人と互いに刺激し合える関係が理想的ですね。
旅に出ること
僕はタイに留学していたことがあります。初めて海外の友達ができて、そこでの暮らしだったり、環境を教えてくれました。
僕はタイのことを少し知ったつもりで帰国しましたが、あの時とはもう違う環境になっています。最近になって頻繁にテロが起き、発展途上国の中心を走っているタイの経済は右肩上がりです。
10年後、20年後になったら、もうあの時のような環境じゃなくなっているでしょう。
世界は常に変化している。僕らが追いつけないスピードで変化しているのです。だから、旅には新しい発見があるのでしょう。
新たな経済、環境、生活、現地に行ってみて実際に触れることが大事だと考えています。
さいごに
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
僕のブログだけを信じるのではなく、自分の頭で考えで噛み砕いて知識にしてください。
『本物の教養』の一部を書きましたが、そのほかにも「国内の時事問題」「教育」「お金」「世界の時事問題」「海外との関係」について書いてあります。
分野として幅広いですが、それこそが教養なのかもしれません。自分の世界を広げるきっかけにしましょう。
はっきり言って、君の言いたいことがわからない。相手にわかるように説明してくれ。